movie:星になった少年
2005年 07月 29日
星になった少年 実話です。
象をはじめとした動物たちの心をしっかりと感じ取ることが出来ました。哲夢とランディの絆はとても固い。
本人が逝ってしまってから他人を媒介して伝わる気持ち。あまりに切なすぎるが、なぜかあたたかい。亡くなってはじめて母とつながることができた。
何が幸せなのかは人それぞれの判断基準なのではっきりとは分からないけれど、哲夢は幸せだったのだろうかと思ってしまった。まだまだ遣り残したことがいっぱいあっただろう。ただ、遣り残したことがあるから幸せではないという図式は成り立たないと私は思う。
今、何かアクシデントがあったとしたら死んでも死にきれないというセリフをよく聞くし、自分自身も思ったことはある。しかし、それよりも日々満足できて、寝る前に「もういつ死んでも大丈夫」くらいな心構えでいたい。
この前、同期で食事しながらの話題が、時間は戻ってこないから大事に使おうという内容と、その人に何が起こるかは予測不可能なので喧嘩別れだけは絶対にしたくないよねというものだった。ありきたりだけど、その時その時を一生懸命に過ごしたいと思いました。
by t01075ni
| 2005-07-29 22:40
| movie/book/art