にゅーとらる。


by t01075ni
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U are the One

今日は大切な人の誕生日。
もう届かないけれど。
おめでとう。
おじいちゃん。

いつも頭の片隅にいる。
1年の中でこの日は自然と想いが強くなる。

私はおじいちゃんをとても尊敬している。
明治生まれからくる礼節。
自宅にいてもYシャツとスーツのズボンは欠かさなかった。
「騙すくらいなら騙された方が良い。正直であれ。」

一方でユーモアは忘れない。
いたずら好き。
よく2人で知らん顔しつつも、顔を見合わて吹き出したのは
微笑ましい思い出。

立場をわきまえた振る舞い。
90歳を超えて自分がいろいろ出来なくなってることを認識した上で、
常に感謝の言葉や気遣いが半端なかった。
最後の最後まで。
オーストラリアに住む娘が駆け付けて数時間後に
息を引き取った。
待っててくれたんだと誰もが思った。
寒い寒いクリスマスの日。

子ども相手のくせに真剣にやる腕相撲。
バスを待ってる時に教えてくれた葉っぱで音を鳴らす遊び方。
坂の上にあるお菓子屋さんに行く時につないだ大きく味のある手。
たばこ屋のおばちゃんに孫が来たと誇らしげに話している優しい目。

本当に大好きな人。
おじいちゃんにいろいろ報告するのが楽しみだった。
おじいちゃんが話してくれる昔の話が大好きだった。
私の結婚式に出たいって言ってたのは叶えてあげられなかったね。
おじいちゃんの得意の謡い「高砂」で祝って欲しかったよ。

やっぱり寂しいけれど、おじいちゃんと過ごした日々がそれを埋めてくれる。
ふと。あなたが生きてきたルーツをもっと知りたいと思った。

掛け替えのない存在。
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by t01075ni | 2006-01-16 23:03 | diary