にゅーとらる。


by t01075ni
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

book:インターフェース

D・A・ノーマン
1パソコンを隠せアナログ発想でいこう!
複雑さに別れを告げ、<情報アプライアンス>へ
2誰のためのデザイン?
認知科学者のデザイン原論

2年前に読んでいた本が話題にあがり
reviewを書いていたことが判明。再掲。




インターフェース設計論/安村通晃教授の課題図書。

数多く世の中に出回っている製品は人間中心設計がなされていない。
それが使いにくいと言われるモノを生み出す。
そして、良い製品でも売れないものはたくさんあります。
逆に、あんまりよくないと思うのに売れる製品もあります。

消費者の質の移り変わり。
・「early adopter」(初期の利用者)
新製品に比較的初期の段階で興味を示す人々。
テクノロジーへの興味と関心が強い。値段や使い勝手にはあまり気にしない。この利用者は数的にはあまり多くはない。彼らより前に購入する利用者はinovator(革新派)。
・「late adopter」(後からの利用者)
テクノロジーが基本的なニーズを充たして。製品が広く出回りだしたときに購入する人々。こちらは比較的多数派。便利さ。信頼性。安い値段を好む。これより後で購入する人々は製品に懐疑的な人々で「おくて」。

コンピュータはやっぱり使いにくい。でも売れる。とりあえず売れる。コンピュータを見えなくして、タスクに特化した<情報アプライアンス>(※)の開発が必要。そして、本当に使いやすいモノを作るには、組織の変革が必要。

※情報アプライアンス(1より抜粋)
情報家電ということばが最近あるが、情報アプライアンスとは、あたかも家電のごとく誰にでも使いやすく、わかりやすい情報機器のことを指す。しかしこれを家電というにはいささか抵抗があるので、敢えてアプライアンスという英語そのままを用いる。なおノーマンによれば、情報アプライアンスの定義は「特定のタスクに特化した機器」のことであり、「使いやすい」ということは定義にはない。使いやすさは結果として得られるものである。

何かに特化した機械を作れってことですかね。それらの間で情報共有ができれば良いと。いろいろ機能をくっつけると操作が複雑になるからシンプルに。そうすると、機械の総数が増えてしまうのだろうか。

2の誰のためのデザインは、もっと基礎的なことが書かれている。
デザイナーが形成するデザインモデルモデル。
できた製品から読みとれるシステムイメージ。
それを利用する人々が描くユーザーモデル。
システムイメージとユーザーモデルのずれが生じることによって複雑さが増す。

それらを解決するには設計段階からユーザーとデザイナーとの協力体制が必要。そういう時代になってくれることを望む。ユーザーとデザイナーを結びつけるマニュアルを作成する役割の人たちは、両者に対してある程度の影響を与えてより分かりやすいモノを作ることが可能なのだろう。

また、お客様サービスセンターに対して苦情だけでなく、その製品の良かった点もユーザーがきちんと言ってくれるようなシステムを作ることはした方が良いのだろう。今は、質問してもたらい回しにされることが極めて多い。企業的にその部分に人が避けない状態になっているのは分かるが、ユーザーの声が聞ける貴重な部分だと捉えて積極的に活用すべき部分だと私は考える。
[PR]
by t01075ni | 2005-05-30 23:51 | movie/book/art