011216word:ありがとう

きっかけはいつの間にか
そのくらい自然だった

気付いたら私はひとつのところしか見てなかったね
まるぼろの煙があるのを窓越しに確かめて
外に出てみたり
オレンジジュースを少しだけ貰ったりしていたね
あなたが気付いていないのをそっと確かめるかのように
それを楽しんで
そしてちょっぴり悲しんでた
一緒に笑い
同じ時間を過ごすたびに
心が締め付けられた

いつかふと消えた時
いる場所は分かっていた
どうすることもできず
ただ逃げていた
何回も真っすぐになろうと
強くなろうとした
すぐにでも一緒のところに行こうとした
それをしてはいけないことくらい分かっていた

寝るのが大好きなあなたがそのまま寝ていたら
あれはなかったかもしれない
人の命の尊さを目の前で見せ付けられて
もう止まってはいられなかったけれど

何も言わず嫌な顔もせずにしっかりと傍にいてくれた
わがままなのは分かっていた
その甘えがまた私を苦しくするのも分かっていた
苦しさが頂点に達しても絶対にやらないと心に決めていたのに
あなたの前だけでは
やってはいけないと思っていたのに
水風船がはじけてしまったね

優しくそして強く抱きしめて
できるはずもないのに
心をきれいにしようとした

あなたがそんな人だから
はじめは強がっていても
私はありのままでいられるんだね

こんなにも人を好きになれるって教えてくれた
そんなあなたに
ありがとう
[PR]
by t01075ni | 2003-11-01 21:41 | 占い・ことば